バイクのシートを切られた!現場対応や応急処置、被害届の提出について解説。

アイキャッチ バイク

先日、世田谷の友人宅に泊まりに行き、朝帰ろうとしたらバイクのシートを切られてしまいました。

そのときの実際の行動を混ぜながら流れをまとめていきます。

現場対応

切られているのを発見

すぐに現場と状況を撮影しました。

警察への情報提供や後々の証拠になるので撮っておいてください。

駐車場所が道路や公園など不正な場合でも、その行為による被害者は土地の所有者なのでシートを切られたこととはまた別の話です。

私有地に勝手に止めて、そこの持ち主に切られていたという場合は示談交渉で不利に働くかもしれませんが、無断駐車車両でも損害賠償を受けられるという判例もあるので安心してください。

保険会社へ問い合わせる

バイクの車両保険を付けている場合、保険料は相当上がるのでつけていない方が多いと思います。

入っていたかもという方は、保険適用内かどうか窓口に電話して確認し、特別な指示があれば案内に従ってください。カーナビ等の付帯物がどんなものまで適用範囲かも聞ければベストです!

写真の提出などを求められることもあるようです。

周囲に防犯カメラがあるかどうか確認する

警察へ被害届を出すかどうかの判断材料の1つにしていいと思います。

刑事ドラマでよく見る付近のカメラを使って犯人を特定する!というのを見たことがある人もいるのではないでしょうか?

ですが実際の警察でバイクのシートくらいの事件じゃ絶対にしません。加害者の特定は直接的に現場を撮影しているカメラがあって、犯人が特定できるような場合のみでしょう。

犯行を映していそうなカメラがあるときは警察に被害届を出すと良いでしょう。その手間が無駄にならないと思いますよ!

切られた時の応急処置

状況を確認しましょう。表面の合皮に加えて、中のウレタンやそれを包んでいるビニールまで傷が達しているか確認してください。

ウレタンを濡らさないためにも防水テープ等で雨水の侵入を防ぐようにしてください。ウレタンが水を含んだ状態で放っておくと変色し、カビが生えてしまいます。

これをしないと座るたびにお尻が濡れるなんてことになってしまいます。

事後対応

警察へ被害届を提出するかどうか

警察の手間がかからず、加害者が特定できそうなときは迷わず出してください。

  • 現場が映っていそうな防犯カメラがあるとき
  • 加害者の検討が付いていておびき寄せられそうなとき
加害者のおびき寄せ方

・もう一度同じ場所に駐車してカメラを設置しておく。
・嘘でも本当でも「警察に相談済なのでこの件で話し合いをしたい」と書面に書いて相手の郵便ポストに投函し、名乗り出てきたら撮影や録音等で証拠を押さえておく。

被害届を出すときには被害品目の数量と時価を記入する欄がありますので、修理の見積を先にバイク屋に確認しておくとスムーズです。

他にもたくさん書くことがあり、1時間以上はかかるくらい結構面倒なことので保険会社との絡みがなどがなく、加害者が特定できなさそうなら出さなくてもいいと思います。

加害者が特定できたとき

・被害届を提出

被害届の提出がまだであれば、まずは被害届を提出するということを伝えてください。

そうすると前科がつくのを嫌がる相手から示談のお願いをされるのが普通だと思います。(既に前科のある方には抵抗ないかも?)

被害届の取り下げがない場合、前科に加えて、3万円以下くらいの罰金が科せられるでしょう。

後は交渉次第ですが、うまくいけば修理費に加えて慰謝料を数万円引っ張れるかもしれません。

・バイクの修理はシート買い替えにする

どうせ自分のお金じゃないなら。この際、新品にしてしまいましょう。

・脅迫に当たる発言には注意すること

○○しなきゃ××するぞ!は大体脅迫ですのでやめてください。どんなに腹が立っても相手の名刺をもらい、職場や家族に報告するくらいが限界です。ですがこれを武器にお金をとろうというニュアンスの発言は絶対にダメですよ。

対策

バイクにカバーをかける

直接バイクが見えないことで盗難やイタズラに有効です。腹いせになにか壊してやろうという人にはカバーが生贄になってくれます。

・駐車場所でうるさくしたり迷惑をかけないこと

駐車場所でエンジンをふかしたり、煙草を吸ったり騒いだりなどするとそれに対して被害感情を抱く人がいて、被害者なんだからという理由でバイクに傷をつけられます。

・正当な場所に駐車する

無断駐車はトラブルの元なのでやめましょう。お店への駐車でも近隣住民が自分を警察と勘違いして出しゃばってくることも良くあります。

さいごに

この記事を見てくださっている方の中には、被害にあわれた方もいらっしゃると思います。

事故を起こしたわけでもないのに様々な対応をするのはストレスですよね。せめてどんなことをするのかを知るのに役立てていただければ嬉しいです。

最後まで読んで読んでいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました